Be the 美の監修者一覧

Be the 美の記事監修、専門家によるコメントにご協力いただいた医師様一覧

田尻 友恵 医師

田尻 友恵 先生のプロフィール

2012年に北里大学を卒業後、東京医科歯科大学慈恵医科大学、都内総合病院、都内クリニックで皮膚科、一般内科、アレルギー科、ペインクリニック科、美容皮膚科いずれの分野でも研鑽を積む。
医療に従事する傍ら、医療記事監修や化粧品の監修も多数行う。
現在は錦糸町皮膚科内科クリニックを開院し院長として活躍中。

◆クリニック公式サイト:https://kinshicho-clinic.com/

①ダーマペンを受けるクリニックを選ぶ際、どのようなポイントを見ればいいですか?

田尻先生
田尻先生

ダーマペンは、毛穴の開き・黒ずみ・凹凸ニキビ跡に効果的です。


患者の悩みなどで個人差はありますが、ダーマペンは一定期間は継続的に治療が必要です。予算内に料金が収まるかなど、通いやすいクリニックであるかどうかも、しっかりチェックしてみてください。

リスクはほとんどない施術ですが、実績があるところや、無料のアフターケア制度や保証サービスがあるクリニックだとさらに安心です。


他にも、気になる部位ごとでの治療ができるかどうか、豊富なオプションでさらに効果が期待できるかどうかを見ると良いでしょう。

②ニキビ跡治療を受けるクリニックを選ぶ際、どのようなポイントを見ればいいですか?

田尻先生
田尻先生

ニキビ跡の治療は、赤み、色素沈着、クレーターなどの種類によって適用される施術が変わるため、様々な治療方法を提供し、丁寧な診察を行うクリニックを選択しましょう。


ダウンタイムが長くなる可能性のある施術も存在あるので、痛みや腫れを最小限に抑える対策を施しているクリニックを選ぶと安心できます。

また、充分なアフターケアが提供されているかどうかも重要な要素です。何か問題が生じた場合に迅速に対応してくれるかも事前に確認しておきましょう。


ニキビ跡の治療は通常、何度も施術を受ける必要があるので、費用やクリニックの位置が通いやすいかどうかも大切なポイントとなります。

③毛穴治療を受けるクリニックを選ぶ際、どのようなポイントを見ればいいですか?

田尻先生
田尻先生

毛穴問題を解決する様々な治療法があるので、丁寧に診察を行うクリニックを選ぶのがおすすめです。


『いちご鼻や黒ずみ』、『毛穴の凹凸や開き毛穴』といった毛穴に関する一般的な問題には、それぞれ異なる治療アプローチが必要です。


毛穴の種類だけではなく、肌の状態、年齢、毛穴の具体的な状態によっても、適切な施術は変わることを覚えておきましょう。

毛穴治療は一回限りの施術ではなく、繰り返し行うことで効果が徐々に現れるものです。


したがって、必要となる費用や施術回数を確認し、クリニックの位置が通いやすい場所にあるかどうかも重視しましょう。

④光治療・IPL治療を受けるクリニックを選ぶ際、どのようなポイントを見ればいいですか?

田尻先生
田尻先生

クリニックを選ぶ時は、カウンセリングがどれだけ充実しているかが大切です。

肝斑など逆に悪化してしまう疾患やADMなど効果が乏しい疾患もあるため、適切な診断ができるかどうかがポイントです。

実績と評判は良いか、またお悩みに沿ってどの部位の施術ができるかを確認すると良いでしょう。

また、複数回施術を受ける必要があり、火傷や水ぶくれをおこす場合があるため、万が一のアフターケアやサポートが充実しているかも確認しておくとさらに安心です。

⑤シミ取り放題を受けるクリニックを選ぶ際、どのようなポイントを見ればいいですか?

田尻先生
田尻先生

取り扱うシミレーザーが複数導入されており、幅広いシミの悩みに対応しやすく、カウンセリングも丁寧で充実しているかが大切です。


シミの個数を問わず顔全体のシミを取り切る制限がないプランと、シミの個数やショット数に制限があるプランの大きく分けて2つのプランがあります。


料金が高額になりますが、顔全体のシミを一掃したい人は制限がないプランを、シミがそこまで多くない人は制限があるプランを選ぶと良いでしょう。


ただクリニックによっては、診察料、麻酔代、保護シールや軟膏が別途かかることはあるので、事前に確認しておくと安心です。

⑥ケミカルピーリングを受けるクリニックを選ぶ際、どのようなポイントを見ればいいですか?

田尻先生
田尻先生

ケミカルピーリングの際には、自分に適した薬剤の種類や濃度を用いて施術することが重要です。

多くの症例を取り扱っているクリニックや、皮膚科の専門医が在籍しているクリニックを選択すると安心できます。

さらに安全性を最優先にし、患者が施術について理解し納得するまで、充分な時間を確保して丁寧なカウンセリングを提供しているかどうかも重視しましょう。


ケミカルピーリングは、定期的に施術を受けることで効果が高まります。お得な複数回のコース契約をすれば、効率的に施術を受けることが可能な場合もあります。


また無料のメール相談や、カウンセリングサービスを提供しているクリニックもあります。小さな疑問や心配事でも気軽に問い合わせられるかどうかを事前に確認しておくといいでしょう。

⑦フラクショナルレーザーを受けるクリニックを選ぶ際、どのようなポイントを見ればいいですか?

田尻先生
田尻先生

患者の治療目標や、肌の状態に応じた詳細なカウンセリングを提供するクリニックを選択することが重要です。


さらに何か問題が発生した際に、無料で修正や復旧処置を提供するような、保証制度が充実しているクリニックを選ぶといいでしょう。

再施術やアフターケアなど、適切に対応してくれるかどうかを確認しておくことで安心感を得られます。


フラクショナルレーザーによる肌問題の改善のためには、何度かの通院が必要となります。そのため、アクセスが便利で、自分の都合に合わせて予約が取りやすいかどうかも重要なポイントです。


治療箇所や施術回数により、費用が高くなる場合もあるため、様々な支払い方法を提供しているクリニックを選択してみてください。

⑧ゼオスキンが購入できるクリニックを選ぶ際、どのようなポイントを見ればいいですか?

田尻先生
田尻先生

ゼオスキンは定期的な使用で効果が現れるため、信頼性の高いクリニックを選ぶのが重要です。


ゼオスキンには多数の製品が存在するため、カウンセリングの結果、患者の肌質に合わせたカスタマイズされた治療を提供するクリニックが理想的です。


自宅でのケアとなるものの、問題が生じたときに対面診療によるアフターケアが可能かどうかも確認しましょう。

アフターケアの詳細についても確認しておくことで、より安心感が得られます。

⑨「ピコレーザー(ピコトーニング)」と「レーザートーニング」の違いは何ですか?

田尻先生
田尻先生

ピコトーニングの特徴は、レーザートーニングに比べて、レーザーのパルス幅(照射時間)がとても短い点です。


また、メラニン色素の破壊方法でも異なる点があります。レーザートーニングなどではメラニン色素を熱で壊しますが、ピコトーニングは衝撃波で破壊していくかたちです。

熱によって起こる皮膚への影響を抑えつつ、メラニン色素をより細かく粉砕可能になっています。


そのため、ピコトーニングはレーザートーニングに比べて、より少ないダメージで高い効果を期待できます。

さらにレーザートーニングよりも、少ない回数で効果が期待でき、回数を重ねることでハリを感じられるようになります。

⑩「フォトフェイシャル」と「フォトシルクプラス」の違いは何ですか?

田尻先生
田尻先生

フォトシルクプラスとフォトフェイシャルは、どちらもシミやそばかす、赤ら顔、シワなどの肌の問題を改善する効果があります。


フォトシルクプラスがフォトフェイシャルと大きく異なるのは、UPLと呼ばれる光エネルギーを使用している点です。


UPL(フォトシルクプラス)は、従来のIPL(フォトフェイシャル)よりも、メラニンの分解能力に優れています。そのため、メラニンに起因する肌の問題に対して、フォトフェイシャルが反応しにくかった場合でも、効果を発揮します。